オリックスの1回の攻撃中に、打球を巡って審判員同士の判定が食い違うという場面があった。

1死一塁の場面で、3番打者の森が一塁線へのゴロを放った。市川球審がフェア、福家一塁塁審はファウルと判定が分かれた。

公認野球規則では、こういった場合に取り決めがある。

「一つのプレイに対して、2人以上の審判員が裁定を下し、しかもその裁定が食い違っていた場合には、球審は審判員を集めて協議し、その結果、通常球審が、最適の位置から見たのはどの審判員であったか、またどの審判員の裁定が正しかったかなどを参酌して、どの裁定をとるかを決定する」

今回のケースでも、審判員がこの規則に従って協議。ファウルという最終判断がくだり、試合が再開された。

【記録室=高野勲】(22年3月のテレビ東京系「なんでもクイズスタジアム プロ野球王決定戦」準優勝)

 

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