中日立浪和義監督(54)は7日、台湾で25日から行われるアジア・ウインターリーグに鵜飼航丞外野手(24)ら若手を派遣する方針を明かした。ドラフト1位の仲地礼亜投手(22)も参加予定で、12月中旬まで続く実戦でのレベルアップを期待した。

鵜飼は10月にドミニカ共和国のウインターリーグに派遣されたが、開幕メンバーに登録されず途中帰国。今度は台湾に送り出すことになった。4年ぶりに開催されるアジア・ウインターリーグは若手の登竜門とされる。バンテリンドームの秋季キャンプで和田打撃コーチと必死に練習に取り組む期待の星を見守り、立浪監督は「力はある。練習でやっていることを最終的には実戦でつかまないと」と語り、来季3年目の和製大砲候補に脱皮を期待した。

派遣候補には上田洸太朗投手(21)、石橋康太捕手(22)、浜将之介内野手(23)らも含まれている。球団初の2年連続最下位に終わり、巻き返しへ多くの若手を派遣する。

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