DeNA森敬斗内野手(21)が7日、横須賀の球団施設「DOCK」で契約更改交渉に臨み、今季年俸2000万円から400万円ダウンの1600万円でサインした。

今季は9試合出場で打率1割6分7厘、0本塁打、2打点。開幕スタメンに名を連ねたが、結果を残せず4月24日に1度目の抹消。6月14日に再昇格したが、1軍定着を果たせずに同30日に2度目の抹消となり、2軍調整中の7月29日イースタン・リーグ、ロッテ戦(浦和)で右手有鉤(ゆうこう)骨を負傷。8月1日に横浜市内の病院で右手有鉤骨の摘出手術を受けたことが球団から発表された。

この日は「DOCK」でノックを受けるなど、リハビリメニューを行った後に取材応対。4年目の今季は「やっぱ今年が勝負だったっていうところはある。来年になったら、やっぱ同級生が入ってくるっていう気持ちがあったし、ここでレギュラーをつかんでというか、ちゃんと規定(打席)、1年間を通して結果を出して、来年だんだんレベルアップしていけたらいいなっていう感じでビジョンを立てていたんですけど、どうしてもなかなかオープン戦から結果が出なかったりとかして、うまくシーズンを始まれなかった。で、ズルズルといってケガもしちゃったので、悔しいというか、何してんだって感じですね、自分に対して。そんな感じのシーズンでした」と振り返った。

5年目へ向けては「ラストチャンスだと正直思っているので、自分をもっと奮い立たせてやらなきゃいけないなっていう気持ちはあります」と話した。(金額は推定)

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