38年ぶりに日本シリーズを制した阪神の青柳晃洋投手(29)と坂本誠志郎捕手(29)が7日、ABCテレビの夕方のニュース番組「newsおかえり」に生出演した。

5日の第7戦に先発した青柳は5回途中無失点の好投。大役を果たして、坂本とともに「日本一バッテリー」となった。

番組内で、岡田監督が優勝と言わず「アレ」としたことにまつわるエピソードが明かされた。

青柳は「最初、円陣で集まった時に監督が『俺、今日しか優勝って言わんぞ。アレって言え』と言ったので、みんな本気で受け取っていいのかなあと。みんなで『アレかあ…』と言っていた」と、選手の困惑した様子を紹介。

坂本は「最初はふざけてるのかな、と思いました(笑い)。中(の関係者)だけでアレって言うものかと思ったら、ネットや記事で監督がアレやアレって言うんで『みんな?』と思った。いつのまにかみんなアレしか言わなくなって。今では全然違うところでアレと聞くと、僕らは優勝のことと思ってしまうくらい」と流行語候補にもなったワードの浸透ぶりを語った。

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