阪神木浪聖也内野手がセ遊撃手部門で初受賞した。157票を集め、2位のヤクルト長岡は88票。投票差が69と、プロ5年目で堂々のタイトル獲得となった。

「自分自身、まさか受賞できると思っていなかったのでビックリしていますが、選んでいただいて感謝しています」

球団での遊撃手では15年鳥谷敬以来、8年ぶり11度目。藤田、平田(現1軍ヘッドコーチ)、鳥谷に次いで球団4人目と猛虎史に名を刻んだ。

今季レギュラーシーズンは127試合に出場。失策は10、守備率はリーグ遊撃手2位の9割8分2厘だった。岡田監督も「木浪はやっぱり、だんだんうまくなっていくよ、実戦で試合出ててな。自信もついてくる」とたたえた。

甲子園でも華麗な美技で何度も投手陣を援護。球団38年ぶりの日本一に大きく貢献した。「今年だけではなく、来年以降もまたとれるように精進していきたいと思っています」。連覇へ向け、まだまだ守備を磨く。

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