ヤクルト塩見泰隆外野手(30)が不退転の決意を示した。埼玉・戸田の残留練習で調整。

今季は下半身のコンディション不良の影響で、わずか51試合の出場に終わった。けがをしない体づくりがテーマ。打撃練習後には、入念に下半身のストレッチ、柔軟、自重トレーニングに時間を割いた。「1年、1年が勝負。もう1度レギュラーを取るというか、もう1回、初心に返っていきたい」と言葉に力を込めた。

ヨガも取り入れ、バランスの良い体づくりを目指している。食事面も改善。検査で不足がちだと判明した鉄分、亜鉛を積極的に摂取する日々。並木、浜田ら後輩も正外野手の一角を狙っている。塩見は「自分の体のコンディションを整えて、自分のパフォーマンスを100%にできるようにしなきゃいけないんで、(周囲を)考えてる暇はないです」と、がむしゃらに24年へ向かう。

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