阪神2年目の森木大智投手(20)が14日、高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨んだ。100万円減の1100万円で更改(金額は推定)。「少し下がった感じですね」と明かした

昨季は1軍で2試合に先発したものの、今季は1軍昇格の機会がなかった。状態が上がらず、一時は2軍でも先発ローテーションを外れる時期があった。

「自分の思い描いていたシーズンはできなかったんですけど、でも、この経験があってよかったと思えるようなシーズンを来年は過ごしたいと思っている」と前を向いた。

オフは「1人で(トレーニングに)行こうかなと思っているんですけど、とりあえず場所は秘密です」と雲隠れ宣言。12月には台湾でのアジアウインターリーグも控える中、ほぼ無休で来季に臨む考えだ。「ノースローはないかなと思う」。オフ期間もコンスタントに投球練習を続けていくプランを立てている。

来季の目標は「まずは初勝利することじゃないですかね」ときっぱり。「このオフが正直、シーズンを決めると思う。もちろん、1軍で活躍すると、自分で覚悟している。そのためにしっかりやりたい」と強い思いで日々を過ごす。