侍ジャパン井端弘和監督が小園海斗内野手(23=広島)を打線のキーマンであり、うれしい悩みの種に挙げた。16日開幕の「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(東京ドーム)へ向けて14日、ZOZOマリンで行われたピックアップ練習を視察。「小園選手を置く位置で迷っています。すごくいいので。どこでも機能してくれる」と称賛した。

指揮官は打席が多く回る上位打線や5番打者として期待する。小園は練習試合2試合で8打数4安打と好調をキープ。10日の巨人戦は3番で1安打を放ち、12日広島戦では5番に座って3安打とチャンスメークした。今季、広島では1番と3番を中心に幅広い役割をこなし、得点圏打率3割5分2厘と勝負強さも光る。

井端監督は「1人変わると(全体が)変わる。打順、すごく検討しています。明日(15日)夜くらいには決めておかないと」と柔軟な選手が集結した若き侍たちの打順に頭を悩ませた。