ヤクルト中村悠平捕手(33)が、ぼやいた。17日、埼玉・戸田の室内練習場で調整後に取材対応。中村は同日午後7時から東京ドームで行われるアジアプロ野球チャンピオンシップの日本-韓国を放送すAmazonプライムビデオでゲスト解説を務める。

今回の侍ジャパンは、若手主体のメンバー。予習を兼ねて、16日の初戦・日本-台湾をチェックした。今夜の第2戦は地上波でも放送されるが、前夜はプライムビデオでの独占放送ということもあり「アマプラ入っていなかったので、自腹で入りました」と告白。どうやら、ゲスト解説のオファーには、プライムビデオの「無料視聴」は“込み込み”ではなかったそう。「ま、でも入っておけばね、いろいろ映画も見られるし(笑い)。でも特典は無しです」とぼやいていた。

オフに入って、早くも3度目の解説業。阪神-オリックスの日本シリーズでも“連続登板”で、捕手らしい目線から的確な言葉を発した。ノートなどの準備はせず、スコアブックで軽くメモを取るスタイル。「アドリブっすよ」と解説者としても、存在感を示している。周囲からも、解説者・中村を求める声も多いというが「まだまだ現役やりますよ」と笑った。一方で板についた仕事も、プラスになっている実感がある。「解説から見ることで、しゃべることで、自分に対しても言い聞かせるじゃないけど、勉強になることが多い。オフも勉強しないと」。ひとまずは月間プランを選択したよう。ゲスト解説は現状で今回の第2戦のみ。第3戦以降も、アマプラで視聴し、勉学に励む。

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