「新庄-稲葉ライン」で底上げを図る。日本ハムは18日、稲葉篤紀GM(51)が来季、2軍監督に就任すると発表した。現役時代、新庄剛志監督(51)とともに、同じ外野手として攻守でチームをけん引。06年のリーグ制覇、日本一に貢献した。侍ジャパンを21年の東京五輪金メダルに導いた手腕で若手を鍛え、1軍強化につなげる。稲葉監督の主な発言は以下の通り。

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-2軍監督として、どんな選手を送り出したいか

稲葉監督 それぞれのポジションで要望があると思いますので、1軍の試合の状況をみながら、どういう選手が必要か。しっかりと1軍の首脳陣とコミュニケーションを取りながらそういう準備をしていきたいなと思います。

-具体的に2軍監督の話を受けたのはいつぐらい

稲葉監督 もう最近ですね。はい、最近です。

-フロント業務をどう現場に生かす

稲葉監督 ずっとファームのコーチも含めて、監督、コーチ含め、アナリストも含め、みんなでこういうふうに育てていこうということはこの2年かけてやってきましたので。コミュニケーションという意味では、たくさん取れてます。あとはそれをどう実践して育てていくかっていうところだと思います。あとはいろんな知恵を出し合って。これまでの常識じゃないですけども、なんか野球の練習、例えば試合とか、こうあるべきだっていうところを、なんかもうちょっと効率良くというか、うまくやっていけないかなとか。そういうものをどんどんコーチの方、アナリストもトレーナーもみんなでいろんなことを共有しながら、選手1人1人をしっかり育てていきたいと思ってます。

-実際にユニホーム姿を見られるのは

稲葉監督 来年のキャンプからです。今年のドラフトも高校生の野手を取りましたし。そういう意味での育成という部分を、しっかりみんなでやっていかなくてはいけないというふうに思ってます。ボスは本当にどんどんこの選手みたい、あの選手みたいって言うので。その辺もねうまくコミュニケーションを取りながら、この選手はまだ待ってくださいなのか、そういうことも含めて、やっていきたいですけど。

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