楽天早川隆久投手(25)が21日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸3300万円でサインした。3年目の今季は17試合に登板して6勝7敗、防御率3・44。けがで離脱も経験しただけに「来年はまずけがをしないように、1軍で完走できるようにやっていければいい」と力を込めた。

侍ジャパンの一員としてアジアプロ野球チャンピオンシップに出場し、優勝に貢献した。18日のオーストラリア戦では5回完全投球。「若手が集まった侍ジャパンでしたが、あの中でできたことは経験になった。その経験を生かして今後もやっていきたい」と話した。

理想とする選手像には“信頼される投手”を掲げる。「カードの頭を投げさせてもらえるような選手を目指したい」。来季は開幕投手を目指した上で「規定投球回も、2桁勝利も毎年目標に掲げているので、そこをクリアしないと信頼は得られない。そこを目標にやっていきたい」。今オフは例年同様に早大の先輩であるソフトバンク和田らと自主トレを予定。パ・リーグ最年長42歳のベテランのもとで、プロ4年目への礎を築く。(金額は推定)

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