日本ハムのファンフェスティバル「F FES」が23日、新球場エスコンフィールドで初開催された。

清宮幸太郎内野手(23)が伊藤大海投手(26)とのトークショーに出演。「今だから言えるあの試合のこと」という質問に、清宮は早実1年夏の甲子園で本塁打を打った際のエピソードを披露した。「前の打席でピッチャーゴロを打ったんですけど、すごく詰まって。その後、すごい手が痛いままやって。後で診てもらったら、折れてたんですよ。11月に分かって(笑い)。ずっと折れていたんです。折れたままホームラン打っていたんです」と振り返った。

15年8月17日の準々決勝九州国際大付戦で、清宮は初回の第1打席が投ゴロ。4回に、内角直球を右翼ポール際にライナーで運び、2試合連続の本塁打を放った。1年生の大会2本塁打はPL学園(大阪)桑田以来32年ぶりの快挙だった。

このエピソードの後、伊藤が1年目に初勝利を挙げるまで、好投を続けながら時間がかかったことに触れた。すると清宮は「来年は大海さんが投げる試合で10本打ちます」と宣言。伊藤は「1点でも多く取ってくれたらと思います」と期待した。

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