日本ハム吉田輝星投手(22)とオリックス黒木優太投手(29)のトレードが24日、両球団から発表された。

黒木は立正大から16年ドラフト2位でオリックス入団。1年目に55試合に投げたが、右肘故障に苦しんだ。今季は12試合に登板した。

同日朝、大阪市の球団施設で福良淳一GM(63)からトレードを告げられた29歳は「突然のことで驚きました」と動揺を隠せなかった。各所への電話連絡を行ってから、落ち着いた様子で報道陣に対応した。

-今の心境を

突然のことで驚きましたが、必要とされた環境でプレーできることは野球人としてうれしいこと。素直に受け止めて新天地で頑張ろうという気持ちです。

-日本ハムの印象

昔のオリックスみたいだなと思って見ていました。若い選手も少しずつ育ってきていて、これから強くなっていくチームだなと思っていました。

-新庄監督の印象

昔から好きなプロ野球選手です。選手として、エンターテイナーとして日本の野球界を盛り上げてくれた方。そういうところが昔から好きでしたね。

-7年間過ごしたオリックスへの思い

僕が入った時はあまり強いチームじゃなくて。そういうチームが3連覇して、強くなる過程を見ている。いいときも悪いときも知っているので離れるのは寂しいです。オリックスに入ってよかったなと思っています。

-これからもっと貢献したかった

昨日のパレードも、本当にすごい悔しくて。何もできなかったけど、こうしていろいろな人たちが喜んでくれていて、自分の中で申し訳なさとか、もうちょっと活躍して気持ちよくパレードに出たかったです。すごい歯がゆい思いでした。

-新天地での役割

今年は先発、中継ぎ、ロングと全部できたので、必要とされたところで自分のベストパフォーマンスを出せればいいと思う。

-伏見とまた一緒に

寅威さんは本当に家族ぐるみで良くさせてもらっていので、楽しみです。昔に戻った感じというか。ちょっと味の増した伏見寅威を楽しみにしています。

-オフの強化ポイント

今は体を休めています。(2軍も含め)過去に一番投げたので。試合数とかも。今年は体重10キロくらい落ちちゃったので。ここからまたウエートトレとかしてオープン戦くらいまでの体重に戻せるように体作りをしたいです。