中日OB会総会が26日、名古屋市内のホテルで行われ、OB会長が鈴木孝政氏(69=野球評論家)から小松辰雄氏(64=野球評論家)に代わることが発表された。小松新会長は史上初の2年連続最下位に終わった立浪竜について「頑張れ、頑張れというしかない」と話した。また来秋にOB会主催による中日OBによる紅白戦開催を計画していることも公表した。立浪監督は所用により同会を欠席した。

小松氏は77年に星稜(石川)からドラフト2位で中日に入団。150キロの直球を武器に先発、リリーフで活躍し、84年からは中日のエースナンバー背番号「20」を継承した。85年には最多勝、最優秀防御率、沢村賞などを受賞し、94年限りで引退。現役通算成績は432試合登板、122勝102敗50セーブ、防御率3・44。引退後は1、2軍投手コーチなどを歴任した。