阪神及川雅貴投手(22)が、ウエートトレーニングによる強化で、勝ちパターン入りを目指す。

27日、鳴尾浜で汗を流した左腕は「今年、ウエートを全くやらないで試した」と明かし、体は動きやすかった半面、体力が持たなかったという。

今季は、2軍落ちもあって33試合登板。「去年けがして1試合しか投げられなかったことより、今年が悔しい。今年の明暗を分けたのが交流戦で、ソフトバンクに、2試合連続失点した時、結構疲れたまっちゃって。そこを踏ん張れたら年間通してある程度もっと投げられた」とくちびるをかんだ。

来季の1軍完走へウエートトレを再導入する。「12球団の中で一番長いシーズン。来年も長いシーズンで過ごしたいですし、もっともっと試合数を重ねて、チームに貢献したい。そうするために、ウエートだったり、1年間通して波を作らないように」と決意を固める。

「1軍にいるからには、いい位置で」と勝利の方程式入りを目指す。【中島麗】

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