西武渡部健人内野手(24)が1日、埼玉・所沢市の球団事務所で来季の契約更改交渉に臨み、400万円増の来季年俸1600万円でサインした。

20年ドラフト1位入団のスラッガーはプロ3年目の今季、57試合に出場し6本塁打。4番打者を任された試合もあり、大器の片りんを見せた。

ただし209打席で63三振、打率2割1分4厘、出塁率2割7分3厘と安定感はまだなく、中軸固定には至らなかった。「自分の思っているような成績も出せなかった。少しは1軍の投手の真っすぐを打てるようになってきたので、そこはプラスかなと思う。とにかく打たなきゃレギュラーは取れないと思うので、しっかりと打ち込んでいきたい」と話した。(金額は推定)