中日石川昂弥内野手(22)が5日、前巨人中田翔内野手(34)の加入を歓迎した。小牧市で用具提供を受けるアシックス社のSNS等で使用する動画撮影に初挑戦。4日に正式発表された中田の中日入りに関して、「実績もあり、(打線に)軸的な人が加わるのはいいと思います」と目を輝かせた。

石川昂は4年目の今季121試合に出場し、初の2桁13本塁打、45打点、打率2割4分2厘。チーム最多85試合で4番を務め、規定打席に初めて到達した。しかし、打撃不振や頭部死球などでスタメン落ちも。主砲の重圧を痛感した。

中田は今季の中日戦成績は13試合、打率3割4分3厘、4本塁打12打点とキラーぶりを発揮し、出塁率は4割1分5厘、長打率も7割7分1厘で、OPSは1・186を刻んだ。「勝負強さは学びたい」。球界屈指の和製長距離砲の技術と経験を吸い取ることに意欲を見せていた。

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