いつまでも若々しく! 楽天岡島豪郎外野手(34)が7日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1100万円増の年俸5300万円(金額は推定)プラス出来高払いでサインした。13年のリーグ優勝、日本一を経験した数少ない存在となったが「強いイーグルスをつくりたいと思うので、そのために自分ができることを1つでも多くやりたい」と力を込めた。

今季は開幕2軍スタートも、4月14日に昇格してからは1軍の戦力として戦い抜いた。114試合に出場し、打率2割6分6厘、6本塁打、43打点。得点圏打率3割1分7厘をマークし、シーズン終盤には勝負強い打撃で存在感を示した。

野手最年長だった銀次内野手(35)が今季限りで現役引退した。来季は島内宏明外野手(33)鈴木大地内野手(34)阿部寿樹内野手(34)と並んで最年長の世代になる。「4人で一緒に試合に出てる時ってやっぱり楽しいものがある。常にそこを目指しながら、4人全員が結果を出せるように頑張りたい」。同学年のメンバーで切磋琢磨(せっさたくま)する。

来季でプロ13年目を迎え、通算1000試合出場まで残り21試合に迫る。「まだまだ若いと思ってるので、若手のつもりでまだまだやりたい」と意欲を見せた。「僕のキャリアの中で一番の成績を残せるように頑張りたい」。若手に負けじと進化し続ける。【山田愛斗】

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