巨人が8日、現役ドラフトで阪神馬場皐輔投手(28)を指名し、獲得することが決まった。

巨人の馬場といえば、55年から5シーズン巨人に在籍した元プロレスラーのジャイアント馬場こと馬場正平以来となる。身長209センチの長身投手として1軍で3勝1敗で引退後、プロレスラーに転向。ジャイアント馬場として数々の伝説を残し、一世を風靡(ふうび)した。

一方の馬場皐輔は17年ドラフト1位で仙台大から阪神入団。中継ぎとして、6シーズンで通算109試合登板、7勝4敗22ホールド、防御率3.49だった。今季は19試合に登板し2勝1敗3ホールド、防御率2・45。身長180センチと、ジャイアント馬場ほどの長身ではないが、救援陣の一角として「ジャイアンツの馬場」が再び誕生する。

馬場は「自分にとってもすごくチャンスだと思うので、今は気持ちを切り替えて、しっかり新天地のジャイアンツでチームに貢献していきたいという思いです。ジャイアンツの一員として、伝統の一戦でタイガース相手に全力で勝負する姿をファンのみなさんに見せることができるように、頑張っていきます」とコメントした。

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