“ポリスヤスアキ”が、チームも守護神の座も守る。

DeNA山崎康晃投手(31)が厚木警察署の一日署長として、神奈川・厚木市内の公園で行われたイベントに参加。約1000人に交通安全を呼びかけ、守護神奪取を誓った。「守るって意味では僕はハマスタの9回を守りたいです。挑戦者のつもりでもう1度チームの競争を勝ち抜いて、取りに行きたいです」と決意を込めた。

このオフは、例年より1カ月早く始動し、守護神奪取に向けた準備を始めた。「自分のことを見直す期間だと思って、雲隠れして」と食事制限し、1カ月未満で約4キロ減量。「自分の修行だと思って」とさらに絞り込む計画を立てる。「今年は悔しい思いをした。もう1度変わった自分を見せられる自信があります」と“自信”の2文字がオフの充実度を物語った。

チーム内競争に刺激を受けながら、闘争心を表に出した。すでに伊勢、森原らが守護神奪取をアピール。「紙面で見て、黙ってられないと。尻に火が付くような思い」と話した。夕方には横浜市内の球団事務所で現状維持の3億円で契約を更改。6年契約2年目の来季は投手キャプテンを外れることも決まった。守護神奪取の先に、残り23に迫った通算250セーブが視界に入る。【久保賢吾】(金額は推定)

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