中日細川成也外野手(25)が本塁打王取りを誓った。細川は大島らと11日、名古屋市の名古屋第一赤十字病院(中村日赤)小児病棟を慰問。0番のユニホーム姿でのトークショー中には、来季から変更になる背番号「55」を色紙に初めてしたためた。球団からの推薦もあった、新背番号への決意も口にした。

「番号に恥じない活躍をしたいの一番。55番は松井(秀喜)さんであったり、強打者、長距離(砲)のイメージがある。僕の持ち味は長打、ホームラン。たくさん打って、背番号と名前をもっと覚えてもらえる選手になりたい」

背番号「55」は、今季限りで現役を引退した福田永将氏(現2軍打撃コーチ)が背負ってきたが、中日では94年に38本塁打、107打点で2冠王に輝いた大豊泰昭氏(故人)の存在が輝く。

「(本塁打王は)もちろん取りたい。自分の頑張り次第なので、取れるようにやっていきたい」

細川は昨年の第1回現役ドラフトでDeNAから移籍。和田打撃コーチらの指導も受け、キャリアハイでチーム最多24本塁打を放って覚醒した。来季は長距離砲の象徴番号に見合った、さらなる活躍が期待される。本塁打王獲得となれば最高だ。【伊東大介】

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