正遊撃手は譲らない!ソフトバンク今宮健太内野手(32)が「打倒今宮」を掲げた川瀬を真っ向から受け止めた。

同じ大分出身の6歳下の後輩は内外野も守れるが、来季に向けては「遊撃一本」を明言。そんな挑戦状に対し「しっかり争いの中で勝つのみ。この世界はやるしかないので。来年は初心に戻ってやりたい」と一からのレギュラー定着を期した。

小久保新監督は近藤、柳田以外は横一戦でのスタートを公言している。来季が15年目の今宮は「後のポジションは空白。やるか、やられるかなので信念を持ってやることがレギュラーへの近道かなと思います」と力を込めた。

今季は126試合出場で打率2割5分5厘、9本塁打、48打点と納得のいく数字ではなかった。この日はペイペイドームで練習し「今年の成績を考えれば受けて立つ立場でもない。ショートを守っていきたいですし、(定位置を)譲る気あってプレーする選手はいない」と息巻いた。

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