目指せ鉄人ロード! 阪神森下翔太外野手(23)が“偶然のすれ違い”から刺激を受けた。

前日にテレビ収録でホノルルのステーキ店を訪れた際、名球会行事でハワイに滞在しているとみられる球団OBの金本知憲氏(55)が偶然、同じ店に居合わせていたという。初対面はニアミスに終わったが、「アニキ」の愛称を持つレジェンドのことはもちろん、知っている。

「(試合)出場の連続記録は知っているので。プレー自体はあまり見たことはないですけど、偉大な人というのは分かっています」

金本氏が現役時代に打ち立てた1492試合連続フルイニング出場は不滅の世界記録。今季94試合の出場の森下にとっては「とてつもない記録っすね。ほんと考えられない」と天を見上げるような数字だ。一方で、プロ野球選手として目指すべき存在であることに違いはない。「金本さんみたいな、けがに強い選手でいたいなと思います」と理想を掲げる。

時に骨折しながら試合に出続けたおとこ気は「なかなかみんなができることじゃない」。昨オフは右足のコンディション不良で新人合同自主トレは別メニュースタート。キャンプも2軍から始動した。まずはけがなくフルシーズン戦える体をつくるため「筋肉をデカくする作業を今、やっている」と筋肥大に努めている。「体づくりしないとシーズン中にへばっちゃう。毎年重ねていって、より強い体にしたい」。鉄人化計画を進めていく。

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