日本ハム清宮幸太郎内野手(24)が激レアな“大谷データ”を参考に来季の飛躍へつなげる。

18日、都内で行われた「HEROs AWARD 2023」の表彰式に出席。ロッテ安田とともに12月上旬から約10日間の米国自主トレから帰国後初の公の場で、持ち帰った“手土産”を明かした。「大谷さんのデータがあったりして、すげぇなと思いながらやってました」。

現地ではシアトルにあるトレーニング施設「ドライブライン」で各種データを測定する中で、同施設を利用するドジャース大谷の各種数値も見ることができた。「全部見たわけではないんですけど、とにかく“ズバ抜けている”ということを教えてもらいました」と球団OB大谷の世界基準の数字をインプットした。

打球の角度を上げるなどの課題を持つ清宮にとっては、同施設の訪問で「骨盤の角度とか、打ちにいくまでにどういう曲がりで持っていくとか。そういう見方もあるんだ」と刺激も受けた米国武者修行。前代未聞の超大型契約を結んだ大谷のニュースも現地で見た清宮は「それだけ価値のある選手ということだと思う」と受け止め、自身は「まだまだ、だなと」。会わずとも大先輩から受けた刺激の数々が、大きな収穫となった。【佐瀬百合子】

【関連記事】日本ハムニュース一覧