ロッテを今季限りで戦力外となった佐藤奨真投手(25)が20日、社会人ロキテクノ富山への入団が決まった。会見では「早くチームに慣れて都市対抗出場、そして全国優勝の力になれるように、全力投球で頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

同チームは富山県上市町を拠点として12年にクラブチームとして発足。21年からはロキグループ(本社・東京都品川区)の企業チームとして活動中だ。22年には都市対抗にも初出場した。

阪神などで活躍した藤田太陽監督(44)も、佐藤に加え、元ヤクルト山川晃司投手(27)、前オリックス釣寿生捕手(21)のプロ野球経験者3人を迎え、「これから北信越の絶対王者になるためにはチーム内競争は必須となります。彼らの経験と、新人、現選手たちの相乗効果が生まれるように私たちスタッフも心をひとつに戦って参ります」と期待を寄せた。

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