ソフトバンク牧原大成内野手(31)が21日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約交渉に臨み、来季から年俸変動制の3年契約を結んだ。年俸は2000万円増の1億円プラス出来高でサイン。育成出身の男が大台に到達した。

牧原大は来季にも国内FA権を取得する予定だが、球団も誠意を見せた。「仮にFAでどこかの球団から話が来ても僕はここ(ソフトバンク)に残るつもりでいたので。最後まで地元、ソフトバンクホークスという球団で終わりたい気持ちが強かった」と生涯タカ宣言も飛び出した。

今季は3月のWBCに参加し、世界一に貢献。シーズンでは8月に死球を受けて右尺骨の骨折で戦線離脱した。91試合で打率2割5分9厘、2本塁打、32打点。来季は二塁手一本で勝負する予定で「規定打席とゴールデングラブ賞を取りたい」と意気込んだ。(金額は推定)

【関連記事】ソフトバンクホークスニュース一覧