中日のドラフト2位、三菱重工East・津田啓史内野手(21)が24日、CBCテレビの中日情報番組「サンデードラゴンズ」に生出演した。181センチ、88キロで50メートル5秒9と快足自慢の津田は「(走力は)は一番自信あるところ。一番自信のある走力から、アピールしていければ、結果はついてくると思う」とPRした。

一塁から投手がモーションしてから二塁到達まで2秒4を誇る。通算381盗塁で憧れの元阪神・赤星憲広氏(47=野球評論家)と同レベルの速さが自慢だ。「走者一塁より走者二塁。得点圏で相手にもプレッシャーがかかる。盗塁は、チームにとっても非常に大きい。より先へ先の塁を狙うところでもアピールしたい」。重ねて走力を売り込んだ。

番組で一緒になったのが、同郷熊本の先輩で昨年まで中日の内野守備コーチを務めた荒木雅博氏(46=野球評論家)。球団最多378盗塁、2000安打も達成したレジェンドからは「あれだけの体で足があるのは強み。僕も足があったから長いこと野球ができた。(競争に)勝ち残る1つの方法。他球団からいやらしいと思われる選手になってほしい」とエールを送られた。

来季の中日は二遊間固定も1つのテーマ。龍空、福永、田中、村松、カリステらが控え、ドラフト3位の仙台大・辻本倫太郎内野手(22)も即戦力で、競争が待ち受ける。「トリプルスリー」を目標に掲げている韋駄天ルーキーは、開幕レギュラーをギラギラした目で見据えた。【伊東大介】

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