中日選手寮「昇竜館」の新館長に就任した平沼定晴館長(58)が5日、ナゴヤ球場に隣接する寮に引っ越して初仕事を行った。「まだ分からないことばかりですが、これから寮生としっかりコミュニケーションをとっていきたい」と抱負を語った。

平沼館長は82年ドラフト2位で中日入団。87年に落合博満との交換要員の1人としてロッテに移籍。96年、再び交換トレードで中日に復帰、98年西武へ移籍した。主に中継ぎとして通算342試合に登板。98年限りで引退した。

99年から中日で打撃投手、用具用具担当を務めるなど球団スタッフとして長くチームを支えてきたが、新たな任務は若手選手の成長のサポート。「今の選手の特徴をしっかり把握するために個別に話もしていくつもりです。まずはあいさつ。これだけはしっかりできるように指導したい」。次世代を担う選手の育成に尽力する。

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