巨人中川皓太投手(29)が9日、川崎市・ジャイアンツ球場で自主トレを行い、自身初のタイトル獲得を誓った。

キャッチボールで遠投を行い、その後はブルペンで立った捕手に対して投げ込みを行った。9年目のシーズンへ向け「コンディションを最優先に考えながら。今のところ問題なくできている」と充実の表情を見せた。

来月30歳を迎えるリリーフ左腕は自覚十分だ。昨季の中継ぎ陣の防御率は3・81とリーグワースト。自身も4敗を喫し「言われて良い気持ちになる人は誰もいない。1人1人が任されたところで結果を出すことに尽きる」と決意を示した。リリーフ陣は田中千、菊地、大江ら若手投手も多く「若い子とかは緊張すると思うので、投げるまでの時間で前向きになれるアドバイスとかもできれば」と視野を広げていく。

自身は通算100ホールドまで「23」に迫る。「全然意識してなくて、積み重ねだと思っている。監督、コーチに使ってもらった結果」と感謝を口にした。初のタイトルにも意欲を見せ「タイトルとか取ったことないので、1回は取りたい」と最優秀中継ぎに狙いを定めた。

【関連記事】巨人ニュース一覧