阪神大山悠輔内野手(29)が10日、大阪・堺市のくら寿司スタジアム堺で合同自主トレを公開した。糸原、小野寺とともにトレーニング器具を使って全身を鍛えた後、キャッチボールやノックを開始。最後は小雨が降りしきる中、1時間近くにわたって、3人で今年初の屋外フリー打撃を敢行した。

練習後はオフのテーマを問われて「毎年同じですね。もちろん技術の向上もありますし、ケガをしない、1年間戦う体づくりと言いますか。そこは毎年の課題でもありますし、しっかりやらなきゃいけない」と引き締まった表情。24年の目標については「チームの連覇だけです。そこを達成できるように」と即答した。

昨季はレギュラーシーズン全143試合で「4番一塁」を守り抜き、打率2割8分8厘、19本塁打、78打点。不動の4番としてチームを18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に導いた。出塁率4割3厘で自身初タイトルも獲得し、ベストナインとゴールデングラブ賞もダブル受賞。

球団史上初のリーグ2連覇に向けて「いい準備をしてキャンプを迎えたい」と力を込めた。

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