アシックスジャパンは13日、ヤクルト塩見泰隆外野手(30)とアドバイザリースタッフ契約を締結したと発表した。

バット、グラブ、スパイクなど野球用具一式の使用だけでなく、商品開発へのアドバイス、広告やカタログ、ポスター、SNSなどによる販売促進活動への協力が内容となる。同社は「本契約は、当社製品などに対し塩見選手から高い評価と信頼を得ていることから実現したものです。今後は、塩見選手の意見を取り入れながら、当社の技術を盛り込んで作製した製品を提供するなどサポートを行います」と説明。

塩見は同社を通じて「このたび、アシックスファミリーになりました塩見泰隆です。長年にわたり支えてくださったアシックスとの契約を大変うれしく思っております。こだわりの『操作性を重視したグラブ』や、『軽量性の高いスパイク』にご注目いただけたらうれしいです。みなさまの期待に応え、最高のパフォーマンスができるよう頑張ります」とコメントした。

あらゆる道具に、塩見のこだわりが宿っている。バットは長さ85センチ、重量約900グラム。素材はハードメープルで、あらゆる変化球に対応するため、グリップをやや太めにして操作性をアップしている。打撃用手袋は、親指側から巻く逆巻きのベルト構造を採用。小指側の隙間を極力なくし、手と手袋のフィット感を追求している。甲部はハイテンションニットを採用し、タイトなフィット感と伸縮性のバランスに優れた仕様となっている。スパイクは金具刃と樹脂スタッドを適所に配置したハイブリッド構造の靴底。グリップ力が必要となる箇所に金具刃を付け、パフォーマンスをサポートする。

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