中日石川昂弥内野手(22)が21日、アシックス社とアドバイザリースタッフ契約を締結した。同社製品を少年時代から使用してきた若き大砲は「このたびアシックスファミリーとなります石川昂弥です。小学生とか小さい子どもたちが、僕のモデルをつかってもらえれば」と抱負を語った。

21年1月には当時広島に在籍したカブス鈴木誠也と合同自主トレ。鈴木もアシックス社のアドバイザリースタッフで、同スタッフだけが使用できる、名前が焼き印されたバットにも憧れてきた。

使用するスパイクも同社製トップモデルの1つ「ゴールドステージアイプロハント」の靴底を採用。ナイロンとウレタン樹脂を組み合わせたスタッドで、軽さと耐久性を両立させたものだ。プレート部分を一部くりぬくなど軽量化を図り、スタートや加速時に蹴り出しやすいよう設計され、地面をしっかりつかむ感覚と高いグリップ力を持たせている。

石川昂は昨季、4番を務めるなど初めて規定打席に到達。初の2桁13本塁打を放ち、45打点を挙げるなど、成長を刻んだ。一方で昨秋キャンプは手術をした古傷左膝の違和感もあり、ほぼ別メニューで終了。オフは愛知県内で単独自主トレを行っている。

春季キャンプは沖縄・読谷村での2軍キャンプスタート。「(膝は)問題ないです。(アピールには)ちゃんと動けるのが一番。(出場は)いけると思う」。2月10日のキャンプ対外試合初戦、沖縄電力との2軍練習試合(読谷)出場に照準を合わせた。

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