ヤクルトのドラフト2位松本健吾投手(24=トヨタ自動車)が22日、埼玉・戸田球場での新人合同自主トレで2度目のブルペン入りを果たした。直球を主体に、カーブ、カットボール、スライダー、スプリットと全球種を32球投じた。「出力を上げるというのと、バランスとラインは変わらず意識してやっていました」と振り返った。

投球に入る前に、入寮時に持参した「折れたバット」を手に、シャドーピッチング。グリップエンドから長さ50センチほど。裂けた面は「危ないので」テーピングを施してある相棒。「あれはもうルーティンというか、毎回やることでもあるので、ずっと続けていることなのでやったという感じですね」とイメージをふくらませた。

新人選手では唯一、1軍キャンプスタートが決まっている。「まずはしっかり体を鍛えて、その中で開幕とかまでは時間もありますし、そんなに焦らずにしっかり体づくりからやって、そこから徐々に上げていきたいなと思っています。調整というよりは、しっかりキャンプまでに投げられる体を作って、あとは体を鍛えていくという感じですかね」と調整を進めていく。

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