上半身のコンディション不良で、一部別メニュー調整となったヤクルトのドラフト1位西舘昂汰投手（22＝専大）が22日、現在の思いを口にした。新人合同自主トレ第4クール2日目の前日21日はノースロー。この日も、キャッチボールは回避した。焦る気持ちも出るが「けがしない体を作るというのがやるべきことだと思っているので。また一からやっていこうと思います」と前を向いた。
2月1日から始まるキャンプは1軍メンバーに内定も、調整が遅れたことで2軍スタートとなった。「すごく悔しい気持ちはあるんですけど、それが現状なので、それをしっかりと受け止めてまた一からやるんだという気持ちでやっていけたらいいなと思います」と下を向く暇はない。「ドラフト1位で入ってすごく期待されることもあると思うし、注目度も高いと思うんですけど、今までやってきた以上のものは絶対に出ないと思うので、今までやってきたものをまたさらに積み重ねていければいいなというふうに思います」と段階を踏んでいく。
早期復帰を目指す。「野球することが、野球でお金を稼ぐことがプロ野球選手だと僕は思っているんですけど、今はけがをしていて、野球ができていないことはプロ野球選手としてまだ物足りないと思うので、野球が職業ということで1日でも早く復帰できたらいいなと思います」と先を見据えた。
