ヤクルトからトレードで加入した西武元山飛優内野手(25)が、自立心を持ちながら新天地での活躍を目指す。22日、埼玉・所沢市内の球団施設で移籍後初めて自主トレを行った。

例年の年明けはヤクルト川端らとともに練習を行っていたが、今年は地元大阪で高校時代の仲間たちに手伝ってもらいながら、1人で始動した。「先輩についていく方が楽でしたけど、自分で追い込まないといけない。しんどさもありました」とトレーニング期間を振り返った。

20年ドラフト4位でヤクルトに入団した元山は昨年12月、宮川哲投手(28)とのトレードで西武にやってきた。21日に球団施設へ荷物を運び、この日から練習を始めた。

練習中は同学年で大学時代から交流があった渡部健人内野手(25)らと会話をしながら体を動かした。内野ノックや、マシン相手に打撃練習。練習途中には不動のショート源田壮亮内野手(30)ともあいさつを交わした。「後ろで守らせてもらったりする機会もあると思いますけど、いろいろ吸収して追いつきたい」と気を引き締めた。

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