日本ハム細川凌平内野手(21)が「8つ」の“日替わりグラブ”でユーティリティーからレギュラー昇格を目指す。

29日、沖縄・名護での先乗り自主トレに参加。1軍スタートの春季キャンプへ向けて「去年7ポジションを経験させてもらった。内野も外野も全ポジション、準備してきた」と明かした。

昨季は投手と捕手以外は全ての守備位置で出場した。「その中で、どこかのポジションでレギュラーを取りたい」とキャンプ地へ持ち込んだグラブは8個だ。

細川 内野用はファーストミットと(一塁以外は)どこでも守れるデカさにしている試合用1つと練習用3つ。外野用は試合用1つと練習用2つです。(キャンプ中は)毎日、グラブが違うかもしれないです。

内外野7ポジションの中で目指すのは「やっぱりセンターラインを守りたい」。二遊間や中堅を中心に、どこでもチャンスがあればつかみ行く準備は万全だ。

細川 去年、サブも大事な役割だと身にしみて感じた。そこも大事にしながら、自分がレギュラーを取るために、どのポジションでいけばいいのか。そこへの準備は、やってきました。

自主トレも順調で「体の状態はすごくいい」とプロ入り時から変わらず体脂肪率は1桁台をキープする期待の若手が定位置奪取へ8個のグラブで、がっついていく。【木下大輔】

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