中日立浪和義監督(54)が31日、キャンプを張る沖縄・読谷村、北谷町に表敬訪問を行った。訪問後、報道陣に対応した指揮官は2月中旬来日が決定しているライデル・マルティネス投手(27)について言及。「家族といたいというところは大きい。今回は本人と話し合って決めました。自分も去年、了承してます」と説明した。

昨季は開幕直前にWBCを終えたマルティネスと同じキューバ人投手、ジャリエル・ロドリゲス投手(26)がWBC終了後に来日せず亡命報道も。そのままチームに合流することなく10月に契約解除され、今季大リーグ、ブルージェイズと契約した報道が出たばかりだ。立浪監督は「昨年の一件があったんで、ちょっと心配されてますが、リナレスといっしょに帰って来るようになっている」と話し、同郷のリナレス巡回コーチとともに再来日する。

絶対的守護神は、キューバ国内でも練習を継続しているという。指揮官も通訳らからの映像を確認済み。合流遅れにも「心配していない」と話した。マルティネスは中旬に再来日後に沖縄入りし、第3クールから合流する見込みだ。

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