ソフトバンク柳田悠岐が右の主砲コンビの打棒に目を奪われた。

「半端ない。2人とも」。午前中にキャンプ初の屋外フリー打撃が行われ、西武からFA移籍の山川が46スイングで13発、巨人からトレード加入したウォーカーは55スイングで5発。1組後で打つ2人を見た左の主砲は「(打球の)回転のかけ方がうまい。レベルの高い打者。そういう打者が周りにいるのは楽やと思う」と長距離砲の加入を喜び、「自分も食らいつくじゃないですけど、一緒になっていい打者を目指したい」と意気込んだ。

コミュニケーションも、すでにばっちりだ。柳田は山川を「アグー」と呼び、ウォーカーにはフルネームのAdam Brett Walkerから「AB」と名づけた。「ウォーカーはエービーです」と笑う。自身のフリー打撃は「力みが出た」と言いつつ、53スイングで9本の柵越え。同組の近藤も6本を数え、主力4人が宮崎で豪華に競演した。

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