阪神大山悠輔内野手(29)の歩みを追う日刊スポーツ独自企画が「走姿顕心」とタイトルをリニューアルして今季もスタートする。

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取材後記 大山は昨秋の段階で企画タイトルの変更を視野に入れていた。「『比べるのは昨日の自分』もすごく好きなんですけど、『走姿顕心』もいいなって思ったりもするんですよね」。21年3月の企画開始時から継続してきた題字「比べるのは-」は矢野前監督からかけられた言葉。18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を達成した区切りとして、新たな挑戦に向けて初心を新タイトルに込めた形だ。

「走姿顕心」はかつての師匠、広島新井良太2軍打撃コーチが大切にする言葉でもある。「走る姿に自分の心や資質が出る」。22年まで阪神で打撃コーチを務めた新井コーチと共有した信念を、今季も全身で体現するつもりなのだろう。【野球デスク=佐井陽介】

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