右肘クリーニング手術からの復活を目指す楽天田中将大投手が、初めて座った状態の捕手にブルペン投球した。

6度目のブルペンに入り、カーブ、チェンジアップを交えて50球。捕手が片膝立ちで40球、座った状態で10球を投じた。力を抑えた立ち投げから今キャンプがスタート。「順調にスローイングの部分で(段階を)上げることができていると思います」。捕手を座らせて投げる球数を徐々に増やしていく。

早ければ今月下旬にも実戦形式で投球するプランがあるという。「ターゲットのひとつです。自分の体の状態を感じながら進んではいくので。ある程度のスケジュールを立てて、ターゲットは決めていますけど、絶対にそこという気持ちはないです。でも、そこを目指しています」。目標の開幕ローテ入りへ無理はしない。自分自身と向き合いながら淡々と調整を進める。

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