課題は忍者!? 日本ハム郡司裕也捕手が沖縄・名護で、今キャンプ初の外野守備練習に入った。

12日の韓国サムスンとの練習試合では本職の捕手、11日の楽天戦では一塁、10日の紅白戦では三塁を守った。「いったい何人の郡司がいるんだって感じですけど。あれは外野手の郡司です」と笑い、左翼に就いた。

マンツーマンで指導してくれたのは新庄監督だった。捕手や内野は低い姿勢で構える。だが外野で低く打球を待つと、力んでとっさに動けない。「脱力した方が1歩目が速く動けると。そして最初の3歩くらいは忍者のように行けと。サササって。今日のテーマは忍者走りで決定ですね」と、コツを伝授された。

外野守備は中日時代にも経験し、グラブも自分の物がある。それでもやはり、我流ではあった。「基本の動き方、打球の合わせ方。いろはの『い』を教わりました」と充実の時間を過ごした。【鎌田良美】

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