ソフトバンク三森大貴内野手(24)が15日、開幕スタメンへ必勝を期した。「そこだけを今は目指している」。宮崎春季キャンプはB組(2軍)スタートとなったが、第4クール初日からはA組(1軍)に昇格した。「心理的に悔しいというか、A組で勝負したい気持ちはあった。ここからしっかりいい姿を見せていきたい」と息巻いた。

昨季は自己最多タイの102試合に出場。打率2割6分、5本塁打、21打点をマークした。打撃力向上へ、オフにはバットを改良。重さ890グラムから905グラムと、15グラムを増量させた。新型バットを手に、この日のフリー打撃では鋭い打球も放ち「違和感なく打てている。バットの芯から外れた時でも(バットが重い方が)強い打球がいくイメージ。結果的に長打になってくれればいい」とイメージする。

今季から牧原大が「二塁一本」を明言。正二塁手争いは激しさを増す。17、18日には今キャンプ初の紅白戦が予定されており、レギュラー定着へのアピール合戦が本格的に始まる。三森は「お客さんも見ていますし、いいプレーを出しながら自分をアピールできるようにやっていきたい」と意気込んだ。

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