広島中村奨成捕手（24）が19日、沖縄2次キャンプ初の休日も返上して打撃練習を行った。
「実戦入ってちょっとバッティングが良かったので、その感覚を継続できるようにしたいと思った」
17日ロッテ戦では途中出場から2打数2安打1盗塁と結果を残し、18日阪神との練習試合では途中出場で四球を選んだ。1次キャンプの紅白戦2試合では7打数1安打も、沖縄では持ち味を存分に発揮する。
ただ、今季から登録が変わった外野陣は、侍選出の田村をはじめ中村貴や久保らがアピールしている。この日は二俣とともにコザしんきんスタジアム前の屋内練習場でバットを振り、汗を流した。「焦っても仕方がない。自分が今、持っている力を出せるかどうか。若い外野手は、たくさんいる。自分が持っている力以上のものは出せないので、まずは自分の持っている力を出せるようにやっていけたらなと思います」。1軍生き残りへ好感触の打撃を磨いていく。
