4年連続の開幕投手を狙う西武高橋光成投手(27)が19日、春季キャンプを行う宮崎・南郷でブルペン入りした。直球にカーブやスライダーなど、中腰の捕手に16球。「状態を確認しながら」とセットポジションから感触を確かめるように腕を振った。

第1クール2日目の7日に初めてブルペンに入ったが、右肩に張りが出たため投球練習を控えながら調整を進めている。松井監督は「無理をさせられない。段階を踏んでやってもらいたいと思うし、こちらがストップをかけました。無理をさせないということで」と説明した。

チームは23日に2度目の紅白戦を予定している。実戦登板に入る投手も多いが高橋は慎重にステップを踏む。「体の状態は全然悪くはない。早く実戦に入って投げたい気持ちもあるんですけど、その気持ちを抑えながら徐々に強度を上げて」と今後を見据えた。

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