DeNA山崎康晃投手(31)が、実戦形式のライブBPに初登板し、新球チェンジアップを試投した。

林、蝦名、山本らを相手に21球投げ、安打性は1本。最大の武器であるツーシームとともに、新たな落ち球を複数球投じ「感覚的には悪くなかったです。佐々木(主浩)さんもカーブとかを楽なカウントで投げられたりしてたので、自分の引き出しとして必要なボール」と話した。

三浦監督からは「隠しとけって言ったのに」とジョークを飛ばされたが、守護神奪取への思いが言葉の端々に表れた。「守護神奪回でメラメラしてますから、そういうところもやっていかないと。磨き上げて、年間通して耐えられる選手にならないといけないと思っていますし、心を鬼にして頑張っていきたいです」と力を込めた。

最速は147キロをマークし、原点の真っすぐも走った。「自分の生命線はツーシームじゃなくて、ストレートなんだなって思いました」と再確認。真っすぐを軸に組み立てながら、打者の目先を変えるカットボール、カーブも交えた。「どのボールも(ドジャースの)山本由伸くんのように精度が高ければいいですけど。もっと練習が必要です」と精度を上げることをテーマに掲げた。【久保賢吾】

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