別メニュー調整が続いている広島ドラフト1位の常広羽也斗投手(22=青学大)が、キャッチボールを再開した。

1次キャンプ途中に1軍合流も、沖縄2次キャンプではノースロー調整が続いていた。新井監督は「段階を追ってじっくりとこちらは考えている」と開幕に合わせない調整プランを明かした。

1月は大学のテストなどで調整が遅れた。1次キャンプではブルペン投球も、状態は上がっていない。首脳陣は開幕ローテを競わせるのではなく、時間をかけた下地づくりを求めた。新井監督「1軍の環境、雰囲気に慣れさせたい。いろいろな意味を込めてこっちに連れてきている」と沖縄同行の意図を説明する。即戦力と期待しているからこその判断。指揮官の思いを常広も理解する。「今は冷静に自分がやるべきことができていると思います」。はやる気持ちを抑え、1歩1歩、前に進んでいる。

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