キャンプ2軍スタートから逆転で開幕スタメン入りを目指す日本ハム浅間大基外野手が、また猛アピールだ。3日前の20日は2軍練習試合で3安打4打点も「まだ足りないと思う」と話していたが、この日の韓国サムスンとの1軍練習試合（名護）でも3安打2打点。左安と中前適時打2本に「センターから反対方向へヒットが出たので、中身のある打席だった」と手応えも十分だ。
国頭キャンプでは打撃を細部まで突き詰めた。技術面は「下半身、上半身を1つ1つインパクトにつなげる連動性を、ずっと意識している」。バットのグリップも昨季から少し太くして「使っているのが1ミリ」。手にフィットさせたことで「（スイング）軌道にぶれがなく、ボールを捉えにいける感じがある」と実戦での好結果につなげている。
二盗も決めたように昨年負傷した左足の状態も問題なし。走攻守で高い実力を持つ背番号8は「「これを続けていくだけ」。必ず開幕の舞台に立つ。
