西武からソフトバンクにFA加入した山川穂高内野手(32)が“移籍後初本塁打”を放った。台湾・楽天モンキーズ戦に「4番一塁」でスタメン出場。同点の3回無死二塁で、左翼ポール際に特大アーチをかっ飛ばした。ダイヤモンドを一周すると、柳田とともに西武時代のホームランパフォーマンス「どすこいポーズ」を披露。今季初の対外試合で過去3度の本塁打王に輝いた実績を見せつけた。

山川は5回の第3打席でも左前打。代走に三森が送られお役御免。この日は3打数2安打2打点1本塁打だった。

17、18日に行われた紅白戦でも2試合で3打数2安打1打点、3四球。快音を響かせるたびに大きな拍手が起き「歓声をもらえるのはうれしい。守っている時にもワンプレーワンプレーで沸くのを感じられるのもうれしいです」と話していたが、この日のアーチも球場は大歓声に包まれた。

昨季は自身の女性問題が発覚し、前所属の西武からは公式戦出場停止処分を受けた。不起訴処分になったが、ソフトバンクにFA移籍後は賛否両論の声が続出。それでも山川は「また一からスタートしたい気持ち」と前を向き、この日まで新天地で懸命にバットを振ってきた。

【ソフトバンク】山川穂高「4番一塁」今季初の対外試合スタメン発表 豪華ラインアップ一覧