巨人菅野智之投手(34)が今季の実戦初先発、初登板で1回を無安打無失点に抑えた。

菊池を遊ゴロ、田中広を中飛で簡単に打ち取った。2死から堂林に死球を与えたが、続く4番シャイナーを捕邪飛に仕留めた。「ここから出力もどんどん上がっていくと思う。全体的に良かったと思います。試合の独特の雰囲気だったり、マウンドに上がると、いよいよ始まるんだなという感じがする。いい意味でスイッチが入った」と好感触だった。打者7人に被安打3だった19日のシート打撃から修正に成功した。

新ルーティンにも手応えを示した。もともと試合前に行っていた遠投をやめ、60メートルほどをライナーで投げる調整を導入。「去年から(マウンドの)傾きを利用して投げるっていう投げ方なので。遠投とマウンドで投げる傾きはちょっと違うと思う。自分なりに分析して考えました」と説明した。

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