ヤクルト高津臣吾監督(55)が28日、約1カ月に及ぶ沖縄キャンプを総括した。この日、チームは午前中に軽めの練習を行い、浦添の地を離れた。同監督は「若い選手が元気かなと思いました。若いので元気というと、何かアレですけど、元気出して頑張るんでしょうけど、動きもね、発する声もすごく元気があってよかった」と話し、MVPを問われると「選手みんな」とたたえた。キャンプの採点は「満点ではないね。80点もないね。50点」と厳しかった。

守護神候補の田口、3年ぶりの白星を目指す奥川らが、コンディション不良で離脱。同監督は「もうこんだけ、けが人出たらさ、戦えないよね。戦えないって言ったら失礼だけど、やっぱりあんなに声を大にして、こうしたいああしたいっていう風に思っても、やっぱりうまくいかないことってたくさんあるんだろうなと。ま、それも試練の一部だと思うし、それを何とか工夫してやっていくのが監督の仕事だと思っているし、いる人でやっていく、やっていかなきゃいけないんだろうなと思っています」。約1カ月後に始まるシーズンを見据えた。

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